2025年2月に公開された映画『君と世界が終わる日に FINAL』。
2019年から続く「ゾンビ×人間ドラマ」の集大成となる最終章で、竹内涼真さん演じる“間宮響”の物語がついに完結しました。
この記事では、ファンや映画レビューサイトの評価をもとに、実際の感想・見どころ・涙の理由までを具体的に掘り下げます。
『君と世界が終わる日に FINAL』はどんな作品？
本作は、竹内涼真さんが主演を務めた「きみセカ」シリーズの完結編。
日本テレビ×Hulu共同制作として2019年にスタートし、ドラマ4期＋映画という長期プロジェクトです。
- 公開日：2025年2月9日
- 監督：菅原伸太郎
- 脚本：丑尾健太郎
- 出演：竹内涼真、中条あやみ、笠松将、飯豊まりえ、吉田鋼太郎ほか
物語は、ゾンビ化ウイルスが蔓延した終末世界で「愛する人を守りたい」という一人の男の生き様を描いてきました。
FINALでは、響と恋人・来美（中条あやみ）の“最後の選択”がテーマ。
シリーズを通して築かれた絆がどう結末を迎えるのか、多くのファンが涙したラストです。
SNSや映画レビューサイトでの評価
SNSでは「#きみセカFINAL」「#竹内涼真」のハッシュタグがトレンド入り。
X（旧Twitter）やFilmarks、Yahoo!映画などを中心に、リアルな評価をまとめました。
総合評価（2025年3月時点）
- Filmarks：★3.9／5.0
- Yahoo!映画：★4.1／5.0
- X上の感想投稿件数：およそ3.5万件（※2025年2月〜3月集計）
ファンの声
「響と来美の再会シーン、涙が止まらなかった」
「ゾンビ映画なのに、愛の物語として心に刺さる」
「竹内涼真の演技が過去最高。表情の芝居がすごい」
「4年間追い続けた作品が終わるのが寂しい…」
多くのファンが“終わってほしくない”という感情を語っており、シリーズ愛が伝わるレビューが多数見られます。
演技力・表現力の進化が話題に
竹内涼真さんといえば、デビュー当初は「さわやか俳優」のイメージが強かったですが、本作では泥だらけ・血まみれのシーンも多く、心身ともに追い込まれたリアルな演技を見せています。
特に注目されたのが、「叫ばない芝居」。
以前は感情を爆発させる場面が多かった竹内さんですが、FINALでは「静かな怒り」「諦めと希望の狭間」を見事に表現。
監督もインタビューで「彼の目の芝居だけで語れるようになった」とコメントしています。
また、撮影前には約3ヶ月にわたり週5の筋トレと減量を実施。
体脂肪率は約8％まで落としたといわれ、サバイバルの中で生き抜く男の“説得力ある身体”を作り上げました。
竹内涼真さん流の役作りに向けたボディーメイク方法の記事がありますので、こちらも合わせてご覧ください▼
ストーリーの完成度と“希望の余韻”
ネタバレを避けつつ触れると、FINALでは「希望」と「喪失」が巧みに描かれています。
過去作で多くの仲間を失い続けた響が、最終的にどんな選択をするのか。
観客の間では、「絶望の中に確かな希望を見せた」と評する声が多いです。
批評家・映画ライターの評価
映画ライターの間でも評価は高く、特に“シリーズ完結作としての構成力”と“人間ドラマの深さ”が絶賛されています。
- 「ゾンビドラマを4年続けてここまで人間愛を描いた作品は稀有」
- 「アクションよりも“心の再生”に焦点を当てた脚本が秀逸」
- 「竹内涼真＝サバイバルアクターとしての新たな境地を開いた」
単なるホラーではなく、「生きるとは」「誰かを守るとは」を問う哲学的な要素が、シリーズ最終章を深いものにしています。
ファン必見！配信・ブルーレイ情報
映画館で見逃した方も安心。
『君と世界が終わる日に FINAL』は2025年7月からHulu独占配信予定です。
また、特典映像付きのBlu-ray／DVDも9月に発売予定（予価5,280円）。
まとめ
『君と世界が終わる日に FINAL』は、単なるゾンビ映画の枠を超え、竹内涼真さんの役者人生においても重要な転機となる作品です。
シリーズを通して竹内涼真さんが見せた「弱さと強さの両立」。
そして、どんな絶望の中でも“愛を信じる”姿勢が、観る人の心を動かしました。
「この作品で竹内涼真は、アイドル俳優から本物の“表現者”へと進化した」
そんな評価がもっともふさわしい言葉かもしれません。
