こんにちはKジローです。
投手が球速を上げる時に良く出てくるのが「柔軟性」という言葉です。
体が硬いよりも柔らかい方が可動域を広く使えて体全体を連動させやすくなります。
今回は球速を上げるのに必要な柔軟性を自身の経験を踏まえ紹介したいと思います。
うまく行かない野球少年の悩み解決に繋がればと思います。
球速を上げるのに必要な柔軟性は?

球速を上げる為には動作をスムーズに行う、可動域を広くしてより多くの筋肉を連動させる必要があります。
そこで必要なのが柔軟性の向上を目指したトレーニングです。
今回は僕の経験を元に、球速アップに繋がった項目を紹介します。
必要なポイントを抑えて、球速アップに繋げて行きましょう。
股関節
股関節の柔軟性は球速アップに繋がります。
なぜなら、股関節の柔軟性が上がり、体重移動がスムーズになると、下半身の力をロスなく上半身に伝えられるようになるからです。

僕自身の経験ですが、股関節ストレッチを行い、柔らかくなるにつれて投球動作が楽になり、力が伝わっている感覚がありました。
高校入学当時、MAX117kmだったのが、股関節ストレッチを始めて6ヶ月で132kmまで伸び、今でも効果は絶大であったと感じています。
その後、僕は更に柔らかくしようと無理なストレッチを繰り返した結果、股関節を痛め、その後の高校生活では引退まで129kmしか出なくなるという苦しい経験をしました。
そのくらい股関節の柔軟性は球速アップに直結しています。
股関節の柔軟性アップは「開脚ストレッチャー」がおすすめ
球速アップのカギは、股関節の柔軟性にありますが、体が硬い人にとって一人で股関節ストレッチするのは大変ですよね?
僕は硬ったので気持ちがよくわかります。
そこで体の硬い方でも効率的にストレッチができる「開脚ストレッチャー」をおすすめします。
股関節が柔らかくなると、下半身主導のフォームが安定して、球のキレもコントロールもアップ!更にケガ予防にも繋がります。

ハンドルでじわ~っと角度調整できるから、無理なく深くストレッチできる。肉厚クッションで足も痛くならず、トレーニング後のケアにもぴったり!
毎日5分、継続するだけでピッチングフォームが変わっていきます。柔軟性は才能じゃなくて、習慣で作るものです。
次の登板に向けて、今すぐ取り入れてみませんか?
肩甲骨

肩甲骨の可動域が広くなると球速アップに繋がります。
理由は腕のしなりが大きくなりムチのような振りができるようになるからです。
しなりが大きくなるという事は肩回りの筋肉をより多く使えるようになり、更に筋肉の伸縮が大きくなる為、球速アップに効果的です。
また、肩甲骨周りが柔らかいと肩の故障予防にもなり選手生命を伸ばすことにも繋がります。
先程の股関節ストレッチ同様に球速アップ効果は高いので肩甲骨の柔軟性向上に取り組んでみてはいかがでしょうか?
柔軟トレーニング前のフォームローラーが効果的?
「球速を上げたいなら、柔軟性の土台づくりから。」その第一歩に、フォームローラーを取り入れてみませんか?
フォームローラーは、筋膜リリースによって筋肉の緊張をほぐし、可動域を広げるサポートをします。特に柔軟トレーニングの前に使用することで、より深いストレッチが可能になります。

肩甲骨まわりや股関節、ハムストリングスなど、投球動作に関わる部位を効率よく柔らかくすることで、しなりのある投球フォームにつながります。
球速アップを目指すトレーニングのルーティンに、フォームローラー→柔軟→投球練習という流れを取り入れることで、さらに成果が出やすくなります。
ぜひ一度、日々のトレーニングに取り入れてみてください。
胸郭
胸郭の柔軟性が向上すると投球動作がスムーズになり、球速の向上に繋がります。
なぜなら体の捻転が使えるようになるからです。
僕の経験談ですが、数年ぶりに野球をやろうとした時に体の開きが早いと感じ、動画を撮ってもらうと腰が回ると同時に胸が回っていました。

少し胸郭をストレッチして投げてみると効果は絶大で、投げる時の下半身の回転に対し上半身が捻じれ遅れてくるのを感じボールの伸びが変わりました。
胸郭が硬いと捻転差を生み出すことができないため、力が伝わらず球速が出ません。
この経験談からもわかるように、上半身と下半身の連動に胸郭の柔軟性は大きく関わっており、球速を伸ばしたいなら必ず取り入れたいストレッチだということがわかりました。
僕が参考にしたのがこちらの胸郭ストレッチ動画です。効果があるので、参考にしてみて下さい▼
まとめ
いかがでしたか?
今回は投手の球速を上げるのに必要な柔軟性と柔軟性を高める方法について紹介しました。
今は情報が溢れかえっている時代です。
しっかり取捨選択しながら正しい情報を取り入れていきたいですね。


